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Kielten Kaiku キエルテン・カイク

ことばコトダマ、弦の響き 古典音律小型カンテレ

6/15(土)北海道大学フィンランドディ報告記事

もう1ヶ月以上前のことですが「歌とカンテレのサルミアッキ」9名で

第4回北海道大学フィンランドディ(主催:北海道大学 欧州ヘルシンキオフィス)で

演奏させていただきました。


イベント3日前に主催者側から急な変更の連絡があって、

イベント終了後も、私は少々消耗していて、

報告記事を書きそびれてしまったのですが^^;;

北海道フィンランド協会の田中さんのレポートをみて、

やっと報告記事を書く氣に〜^^

こうやって、いつも見守って応援してくださる方がいらっしゃること、

とても心強くありがたいことだと感じております。


北海道大学フィンランドディでは、第1回から

カンテレの関連の演奏や講演などをさせていただいていますが、

今年は、我らが師匠あらひろこは、RaumaのCD発売ツアーなどと

重なってしまい、残念ながら不参加。


そこで、あらさんからアドバイスもいただきながら、

今までに演奏し慣れた楽曲も、パートやアレンジを少し変えて練習を。

試行錯誤しながらアレンジを考えた曲が

練習を重ねるにつれて仕上がっていくのはとても楽しかったです🎶


そして、5日前に当日を想定したリハーサルも終わり、

なかなかいい仕上がりで余裕を持って当日を迎えられそう♪と、思っていたら、

3日前に、主催者の方から、講演がひとつキャンセルになってしまったので

私たちの演奏の延長の打診が〜。


メンバー全員でぐるぐると相談のメールがまわり、

「会場のみなさん参加の歌のワークショップ」を追加することに。

あらさんからもアドバイスいただき、

ワークショップの段取りもなんとか決まり、

メンバー間で確認もできて、ホッ。


でも、そんなこんなで、演奏の合間に話そうと思っていた

私の短いトーク部分の確認や練習はできず、

私は個人的には悔いが残ったまま当日に。



いざ、本番が始まったら、いつものサルミアッキらしく〜d(^_^o)

私たちの演奏スタイル(繊細なねいろのカンテレと歌を合わせた

大人数での演奏の音響はちょっと大変。しかも、音楽向けではない会場で。)

を理解してくださっている音響さんにも助けられました。

事前に、音響の方を交えて会場の下見や打ち合わせを

やっておいてよかったです^^


急遽やることになった歌のワークショップもすがのさんの楽しい進行と

メンバーのチームワークで、会場のみなさんにも楽しんでいただけたよう^^

フィンランド語の歌詞の発音練習、会場にいらしていた

フィンランド人留学生のペトラとネッタに手伝っていただきました^^

途中、よこたにさんの太鼓のリズムが盆踊りみたいなって

ずっこけたりしましたが、そのおかげで、私はやっと肩の力が抜けて...。

ワークショップ終了後、すがのさんの投げかけで、

会場からは、カンテレの音階についての質問も。

小型カンテレの音階について、喜んで答えさせていただきました。(^^)v


最後に定番曲の「村は新月を待ち」を演奏して、

私たちの出番は、無事、終了〜。

サルミアッキのメンバー、お疲れ様でした。

いつも、ほんとうに、ありがとう🎶


音響を担当してくださった坪田さん、いずみさん、大変、心強かったです。

ありがとうございました。

いつも私たちの演奏をあたたかく見守ってくださる、田中さん、和子さん、志保美ちゃん、

他、たくさんのお客様、ありがとうございました。

遠くからエールを送ってくださった、あらさんにも感謝。

北大関係者のみなさま、お疲れ様です。

お世話になりました。ありがとうございます。


演奏中の写真や動画は、田中さん、和子さん、志保美ちゃんからいただきました。
P1020843.jpg62574116_885043298509805_3197764603987623936_n-2.jpgP1030003.jpgP1030009.jpgP1030025.jpg

サルミアッキ演奏曲:

1. エリスクンマイネン・カンテレ(Eriskummainen kantele)

2. 狼の罠~シチュエーション・ワルツ(Suden Rita 〜 Tilanne Valssi)

3. 古式5弦カンテレ・即興ソロ:こうの(Soolo Improvisaatio vaskikantelella)

4. レンクィスト(Renquist)

5. 歌のワークショップ Mukawa (singing workshop:Mukawa)

6. 村は新月を待ち(Kyllä vuotti uutta kuuta)
 この日限りのアレンジが垣間見える動画「村は新月を待ち」。後半のみ、ちょこっと。^^



また、第4回北海道大学フィンランドディの全体のプログラムはこちら。

IMG_8877-2.jpg
他の講演についての感想も下書きしていたのだけど、

間違えて別のウィンドウを更新しちゃってその部分は消えちゃったので、さらっと。

池田先生のお話で印象に残ったキーワードは「言語隠蔽効果」、

いつも、フィン語講座でお世話になっていたユハ・トゥイスクさんの

お話には、日本との縁の深さをあらためて感じました。

中野佑美さんの留学体験も、佑美さんが感じたことや情景が、

スケッチや写真からとてもよく伝わってきました。 

IMG_8875-2.jpg
「フィン日関係史」の講演をされたユハ・サウナワーラさんのご著書

日本とフィンランドの出会いとつながり

(ユハ・サウナワーラ(著/文 | 編集)鈴木 大路郎(編集 | 翻訳))も、

イベント終了後に、入手〜^^


多くの研究論文などが「英語」で発表される昨今、

日本とフィンランドの国交樹立100周年の今年、

「フィンランド語」と「日本語」でこの書籍が出版されたことは

非常に価値があることだと思います。


フィン語版は、こちら。『Suomi ja Japani. Kaukaiset mutta läheiset


これらの書籍には「日本におけるフィンランドのカンテレの受容」の研究をされていて

昨年の北大フィンランドディでは、私たちと一緒にカンテレの演奏をされた

台湾人のチェン・インシェンさん(ヘルシンキ大学人文科学歴史学・文化遺産学博士課程)の

論文(2016年の予備調査に基づく論考)も掲載されています。

チェン・インシェンさんの「日本におけるフィンランドのカンテレの受容」の研究は

継続中なので、この論文につづく、今後の研究成果も楽しみです。


これらの書籍についての詳しい紹介は、また改めて。



  1. 2019/07/28(日) 10:25:51|
  2. 北大フィンランドディ関連投稿
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サルミアッキ(お菓子)の覚え書き

フィン語つながりの知人の千葉さんが、なんとも興味をそそられる

こちらの報告会をされると聞いて、

部外者ながらお願いをして参加させていただきました。

サルミアッキ大試食会

ヘルシンキに最近、オープンした『Ooodi』や

歴史のある国立図書館などの中の様子を

図書館職員ならではの目線で撮って来られた写真を

たっぷり見せていただけて、大満足〜。(いつか行ってみたい。)


千葉さんがフィンランドで肌で感じて来られたお話、

私が過去にフィンランドを訪れた際に感じたことと共通する点などもあり、

感じ入ること多々、大変興味深く拝聴いたしました。


フィンランドと日本の相違点の話題では、

個人的には、フィンランドの人口の少なさに思いが至りました。

フィンランド、面積は日本と同じくらいなのに、

人口は北海道と同じくらいの約550万人。

フィンランドの様々な制度やサービスを見るだに

「提供する側」も「受ける側」も、

いろんな意味で日本とは意識が違うなと、感じます。

(具体例をあげないと、なかなか理解できないかもしれませんが。)


イベントの内容や当日のスライドは、こちらからご覧いただけます。

「北海道の図書館職員を中心とした有志による自主的な勉強会 - 仮」
勉強会アーカイブ 第41回「サルミアッキ大試食会」


さて、休憩時間には、Fazerの「SALMIAKKI」と「Super Salmiakki」の試食🎶

味の違いは? どんな飲み物と合う? 合わない?

お口直し?の他のお菓子などもいただきつつ、

参加者のみなさんで歓談。^^

IMG_8913.jpg

そこで、「Salmiakki サルミアッキって、どういう意味?」と聞かれて、

答えられず^^;;

固有名詞と思って、今まで調べたことがなかったのです。

パッケージに何か書いてあるか見ようとしても、目の焦点、合わず^^;;

(EUの各国語表示になってから、製品表示の文字、小さすぎ^^;;)

Fazer_Salmiakki


帰宅後、語源など改めて調べてみました。^^

単語の意味と合わせて「語源」なども調べたいときには

Wiktionaryの英語版を主に使っています。
(Wiktionary日本語版はまだまだ掲載内容が少なく、残念ながら実用には不十分。)


--- 以下、https://en.wiktionary.org/wiki/salmiakkiより日本語訳を付記して引用。---

Salmiakki

Etymology 語源:スウェーデン語のsalmiak <- ラテン語の sal ammoniacumの短縮形

Noun 名詞
1. 塩辛いリコリス
2.(鉱物学、化学、古語)塩化アンモン石   Synonym 同義語:ammonium chloride = 塩化アンモニウム

---- 引用、ここまで。----

また、最近、出版されたばかりの白水社の『パスポート初級フィンランド語辞典』によると、

「サルミアッキ(塩化アンモニウムと甘草の一種であるリコリスを原料とする一般に黒い色をした菓子)

例文:En tykkää salmiakista. 私はサルミアッキは好きではない。」

(ちなみに『パスポート初級フィンランド語辞典』、

初級〜中級者に自信を持ってオススメできる待望のフィンランド語学習辞典!!

今までにフィン語を学ぼうとして挫折してきた人も、

この辞書があれば落ちこぼれポイントをクリアできるかも?!

この辞書については、また改めて記事を書きたい^^)



また、イベント終了後、ご好意で、

実際に試食が行われた、Fazerの「Super Salmiakki」 と「Salmiakki」を

いただいて帰ってきたので(千葉さん、ありがとうございます😉)

箱に書かれている単語なども調べてみました。

IMG_8929.jpg

側面に書かれている原材料などは??

♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎
写真右の「Salmiakki」:
Fazer_Salmiakki

(FI フィンランド語)Salmiakkilakritsipastilleja. 塩化アンモニウム・ラクリッツ(リコリス)・ソフトキャンディ
Ainesosat(原材料):
sokeri 砂糖
sakeuttamisaine(E414) 増粘安定剤
muunnettu tärkkelys 加工でんぷん
glukoosisiirappi コーンシロップ
lakritsiuute ラクリッツ(リコリス)・エキス
ammoniumkloridi(salmiakki) 塩化アンモニウム
suola 塩
stabilointiaine(E420) 安定剤
aromi 香料
pintakäsittelyaine(E903) 表面処理剤
♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎


◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●
写真左の「Super Salmiakki」:
Fazer_Super_Salmiakki_2.jpg

(FI フィンランド語)Salmiakkilakritsipastilleja. 塩化アンモニウム・ラクリッツ・ソフトキャンディ 
Ainesosat(原材料):
sokeri 砂糖
muunnettu tärkkelys 加工でんぷん
sakeuttamisaine(E414) 増粘安定剤
glukoosisiirappi コーンシロップ
ammoniumkloridi(salmiakki) 塩化アンモニウム
lakritsiuute ラクリッツ(リコリス)・エキス
aromit 香料(複数)
◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●

原材料の表示は、多い順番に書かれているものなので比較すると、

「Salmiakki」は、
「ラクリッツ・エキス」>「塩化アンモニウム」で
「塩」も入っている。
香料については「aromi」(単数・主格)となっているので
1種類の香料が使われている。

「Super Salmiakki」は
「塩化アンモニウム」>「ラクリッツ・エキス」で
「塩」「安定剤」「表面処理材」は入っていない。
香料については「aromit」(複数・主格)となっているので
複数の香料が使われている。


「Super Salmiakki」のほうが、もろサルミアッキ率、高め?!


試食されたみなさんからは、「Super Salmiakki」のほうが、

ちょっとスーッとする感じの風味がするとの声が多く聞かれました。


私自身は、カンテレを入り口にフィンランドに出会い、

フィン語も学んで11年あまり、フィンランド渡航歴3回、

フィンランドのミュージシャンや留学生から

しょっちゅうサルミアッキをいただいて食べているうちに

普通に食べられるように〜^^

このふたつでは「Super」のほうが好きかな。


少し早めの夏休みの自由研究、終了。笑

今後も、異なるサルミアッキが手に入った際には

原材料チェックしてみようと思います♪^^


  1. 2019/07/04(木) 11:06:29|
  2. suomen kieli/フィンランド語
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